第4回在宅ケアネットワーク福岡中央研修会を開催しました。
2017年1月13日、第4回在宅ケアネットワーク福岡中央研修会を開催しました。
新年最初は、「薬剤師・在宅医の視点からみた在宅とは??」と題して、在宅訪問薬剤管理指導もされている有限会社ニュー七星七星薬局の薬剤師/髙丘幸秀先生より「在宅医療における薬剤師の役割」、当ネットワークの発起人である医療法人あさかぜ薬院内科循環器クリニックの院長/村岡聡一先生より「在宅訪問医から見た在宅」というテーマで講義をしていただきました。

髙丘先生からは、訪問薬剤管理指導について介入までの流れや他職種との連携などのお話や残薬(ご本人さまが飲めない、飲まない等の状況)に対しての整理や対策方法、飲み合わせなどの禁忌についてもご講義頂きました。特に残薬については各職種ともに悩みでもある内容だったため、熱心にメモを取る様子が見られました。
村岡先生より改めて「在宅医療・在宅診療」についての基礎から現状、病院や介護事業所との連携、看取りなど症例や事例を出して頂きながらお話くださいました。
特に看取りと緩和は、これから増えていく事例でもあり、他職種に求めることなどを熱く語って頂きました。
参加者の皆さまからは「時間が足りない位に濃い研修でした」、「残薬や禁忌について改めて学べて良かった、実務に生かしていきたい」、「在宅医の先生に対して恐縮する部分があったが、どの専門職よりも一番熱い想いを持って利用者さまと接していると思った」などの感想を頂戴しました。
また、今回は新年会兼懇親会として、研修会場近くのホテルのレストランをお借りして開催しました。名刺交換を通じて情報交換をされたり、普段は電話でしか話したことが無い方と顔を合わせることが出来たりと盛り上がっていました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
担当:事務局
※追記&修正(令和6年11月25日)